昭和8年(1933年)5月、土木建築請負業・井本組として広島で創業。地域に根ざした建設業としてスタートしました。世界はアメリカを発端にした大恐慌の影響を受け、株の暴落や企業の倒産が相次ぎ、日本でも戦争の影が少しづつ増し始めます。戦後の昭和21年には株式会社井本組として組織を改め、復興期の建設需要に応えながら事業基盤を固めました。
高度経済成長(1955年から1973年)の波に乗り、国民の所得も増え、この時期、「白黒テレビ、冷蔵庫、洗濯機」が三種の神器として豊かさや、あこがれの象徴とされました。日本の高度経済成長とともに、医療施設・教育施設など公共性の高い建築分野への進出を果たしました。この時期、複数回の増資を実施し、企業体制を強化しながら事業規模を拡大していきました。
高度経済成長の真っただ中、日本万国博覧会が開催されました。第二次ベビーブーム世代いわゆる「団塊ジュニア」が生まれたのはこのころです。オイルショックを経てなお、景気は持ち直しバブル経済を迎えます。広島営業所の開設を皮切りに、東広島営業所も開設。岡山・広島エリアでの事業展開を本格化させました。また、伝統建築の修復や商工業施設の建設など、事業領域を多角化し、総合建設会社としての基盤を確立しました。
円高の進行で膨れ上がったバブルは崩壊し、「失われた20年」とよばれる景気低迷期に入ります。インターネットや携帯電話の普及が進み、個人が触れる情報量が非常に多くなりました。社会変化と情報化の影響で消費者のニーズは益々多様化していきます。平成2年に第8回増資を実施し、資本金3,000万円の体制に。平成13年には、住宅リフォーム事業を「アイリフォーム」として本格展開を開始。お客様の多様なニーズに応える総合建設会社として進化を続けました。
平成18年にアイリフォーム事業を分社化し、専門性の高いサービス提供体制を構築。平成19年には広島支店を広島営業所として再編成。組織の最適化を図りながら、地域密着型のサービスを強化しました。
平成29年(2017年)、第9回増資を実施し資本金6,000万円の体制に。この時期、SDGsへの積極的な取り組みを開始し、健康経営優良法人の認定を取得。持続可能な社会の実現に貢献する企業として、新たなステージへと進化しました。
創業93周年を迎えた現在、井本建設は「確かなものづくりで、街と暮らしを支える」という創業からの理念を守りながら、デジタル技術の活用、カーボンニュートラルへの対応、次世代人材の育成など、時代の変化に対応した新たな挑戦を続けています。
医療・福祉施設、公共施設、マンション建設、伝統建築、商工業施設、増改築・リフォーム、そして高性能住宅。幅広い事業領域において、90年以上にわたり培ってきた技術と経験を活かし、お客様一人ひとりのご要望に真摯に向き合い続けています。
これからも、地域の皆様とともに歩み、信頼され選ばれ続ける企業として、持続可能な未来の実現に貢献してまいります。